26歳で結婚してから

大学で相棒とアパート暮らしになったが、相棒が料理担当で小生は片付けしたしたことが無かった。
だから料理はインスタントラーメンが作れるようになったぐらい。
それでもカップラーメンにお湯を入れることしかできなかったことを考えれば長足の進歩だと自分では思っていた。

大体、〝男子、厨房に立たず!〟を旨にした家で育ったものだから〝料理は女の仕事〟と言う偏見から一歩も脱却せず、相棒にせよ高校時代の伯父にせよやらせれば自分で結構料理が出来るのが不思議でならなかった。
それでも山岳会に入って、個々に自分が持ち寄った食材で料理をするようになりなんとなく違和感なく料理のようなものを自分で作ることに段々慣らされた。
テントの中での料理は中々乙なもので先輩が色々工夫してオリジナルの料理を披露するのを見て、〝オレもやらねば!〟と言う気にはなるものだ。

然し、26歳で結婚してからも殆ど料理らしいらしいは作ったことはなく、作ってもパスタを茹でるとかそれが料理か!と言われるようなレベルからは進歩していなかったろう。
いつの間にやら自分で料理をしなければならなくなって、することにも抵抗が無くなって来たのはどう言うことなのか分らない。
離婚して自分で作る時間があったろうに時を置かず、今度は新しい同棲相手から女房になったヒトがやっていた。